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ごあいさつ
  このたびは、 弊社のホームページをご覧いただき、たいへん有難うございます。

  (株)地盤試験所は、1973年10月の会社設立いらい、地質調査業の中では、どちらかと言えばニッチな分野で技術開発に取り組んでまいりました。
  杭の支持力試験では、急速載荷試験法「ハイブリッドナミック試験」を実用化し、大幅な工期短縮とコスト縮減を実現しました。
  土壌環境調査では、MIP(メンブレイン・インターフェース・プローブ)の実用化に自信を深めております。

  このMIPはコーン状のセンサーを地中に圧入するだけで、油やVOCの存在が分かりますので、汚染物質の広がりを3次元的に把握できます。
  電気式コーン貫入試験(CPT)は、欧米の機械メーカーとの交流や、地盤工学会での活動を通して技術の研磨に取組んでまいりましたが、その結果、CPTデータの設計定数への適用に知見を深め、施工的にはN値40を超える支持層への貫入も可能となっております。

  「土は掘ってみなければわからない」とよく言われますが、これは1mごとの標準貫入試験と最小限の土質試験にのみ頼った場合ではないでしょうか。
  例えばここに、CPT調査を1本加えただけでも人為的誤差のない土質性状分類が連続的に出力されますし、精度の良い非排水せん断強度(Cu)や換算N値、その他種々の有効な地盤定数が分かりますので、地質リスクはかなり軽減されると確信しております。

  (株)地盤試験所は、これからも日々研磨を重ねていく所存でございます。
  今後とも変わらぬご愛顧とご指導を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
代表取締役 金道繁紀
以下社員一同