SURVEYING
自動計測・測量Surveying
PSD変位測定システムPosition Sensitive Detector System

PSD変位計測システムは、弊社が開発した高性能な変位量認識装置です。
半導体位置検出素子を使用したスポット状の光の位置を、鉛直・水平方向の2次元変位として同時に検出できるPSD(Position Sensitive Detector)カメラに、米国パイルダイナミックス(PDI)社製の PDA(Pile Driving Analyzer)によるひずみ・加速度の測定を組み合わせることで、高精度な測定を実現しました。

従来は加速度のみでしか計測できなかった構造物の振動を、変位によって直接モニタリングすることが可能です。
測定結果から構造物の固有周期を算出し、構造劣化を推定することでライフサイクルの予測や補修効果の確認が行えます。

また、動的載荷試験時の変位測定など、幅広い用途に応用可能です。

PSDカメラ (光学式変位計)Position Sensitive Detector

PSDカメラは、高速・高精度な光学式変位計です。
従来のレーザー式変位計では難しかった遠距離や広視野でのターゲットの動的な2次元変位計測が可能になりました。

アコースティックコンクリートテスターAcoustic Concrete Tester (ACT)
測定対象: 床版、エプロン、トンネルライニング、フーチング、擁壁etc

ACTは、弾性波の反射周波数を計測することで、75~900mmまでのコンクリート構造部材の厚さを簡便に測定でき、材料の波動伝搬速度も測定可能です。
発信子が出す広帯域かつ安定した弾性波により、高精度な測定を実現しています。

クロスホールアナライザーCross Hole Analyzer (CHA)

クロスホールアナライザーは計測孔に発信子と受信子を挿入して、コンクリートを透過する弾性波の強弱によりコンクリートの品質(空隙の有無、密度の大きさ)を深度方向に測定します。
また測定結果をトモグラフィ表示することにより問題箇所をわかりやすく可視化します。
海外では場所打ち杭、地中連壁などの地下コンクリート構造物の品質管理方法として広く使われています。